住みこなす 覚悟のようなもの

2014.06.10

同じ専門学校の講師の方がSANNA(妹島和世+西沢立衛)の設計した石神井アパートメントに住んでいるので、見学をかねてお邪魔してきました。

あいにくの雨模様。

透明な箱を積み重ねたような住宅は、樹々の緑の間から、ふわっと目の前に現われました。

SANNAの建築の軽やかさや透明感はとても美しい。

けれど、住宅となると、生活感がないというか、匂いのようなものが感じられない………

この石神井アパートメントも雑誌で見た時は正直なところ、住むのは大変だろうなと思っていました。

 

今回は、たまたまの機会に恵まれて、実際の暮らしの様子に触れることができました。

心地よい開放感を味わいながらお茶を飲み、思いをめぐらせる。

このテラスで朝ご飯を食べるのは気持ちいいだろうな。

水廻りはコンパクトだから 工夫しないとうまく使えないかも………

寝室と庭の距離感が面白いな。

 

そしてふと思った。

ここに住む人は、「暮らすこと」とちゃんと向き合うのだろう。

住みこなしてやろうじゃないの、という気持ちになるのかもしれない。

 

夏は結構暑いんですよ、とか、

カーテンしないと見えちゃうから………なんて言う彼女はとてもうれしそう。

きっと、この家が大好きなんだろうな。

 

石神井アパートメント

石神井アパートメント