プラスエム・アーキテクツはリノベーション・新築戸建てを多く手掛ける女性建築家の設計事務所です。

HOUSE MT

5年後を考えたオープンプラン

初めて2階に自分たちの部屋を持つことになる子供たち…お父さんお母さんはちょっと心配。そこで、小さな吹抜けを作って、上下階の様子がわかるようにしました。

閉鎖的で細切れな2階をオープンにして、こども達が楽しく過ごせるスペースにしました。ついでに、秘密基地のようなロフトもつくりました。

将来、二人の部屋が分けられるように計画しています。

そして
house MT8年後

お兄ちゃんが小学校に入る前に2階のスケルトンリノベーションをしたhouse MT。その時にすでに5年後の計画をしていました。

兄妹はとても仲良しですが、妹さんも自分のお部屋が欲しいお年頃になりました。そこで3年遅れて8年後の第2期工事です。

今回は二人がそれぞれ自分の部屋のドアをデザインすることに!お兄ちゃんはブルー系でガラスがはまったドア。妹さんは黄色で小さな窓があるのがいいと。

ある程度の年齢になったら、狭くても一人になれる場所が必要。でも、子ども部屋はそんなに広くなくてもいいかなと思います。

工夫して自分の空間を楽しむ、そしてゆったり寛ぐのはみんなのいるリビングで。。。

子供部屋をつくる時は、お子さんにほんの少し参加してもらうと、愛着が湧いて、大切に使ってくれるのではないかと思います。

物件情報

所在地
埼玉県川越市
構 造
木造在来工法 2階建て住宅 2階部分 リノベーション
家族構成
夫婦+子ども2人
施工面積
45㎡
費 用
700~900万円
この机はのちに各部屋で分けて使うことを想定して作りました ここはお兄ちゃんの部屋になっています
小屋裏をオープンにして秘密基地みたいなロフトをつくりました
畳1枚足らずの小さな吹き抜けが上下階を明るくつないでくれました
最初は二人の寝室 こちらが妹さんの部屋に
二人がデザインしてくれた扉
お兄ちゃんの部屋はブルーで統一
妹さんは黄色が大好き お姉さんらしい部屋になっています
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