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【houseNOM】築53年の団地リノベーションのこと

こんにちは。
プラスエム・アーキテクツ代表の碧山です。

先日、閑静な住宅街の一角にある団地のリノベーションが完成し、2017年12月に引渡しでした。

この事例のリノベーションの様子をこれからブログに綴っていきたいと思います。

 

この団地は東京オリンピックの年に建てられたというからなんと築53年の強者!

当時の土地事情から緑深い敷地に4階建ての建物が4棟ゆったりと配置されていて、資産価値という観点から、とても人気のある物件。

ですがそこは築53年。
基本性能の改善という重いハードルを越えるのがなかなか大変な団地リノベでした。

当時の構造により所々大きな壁梁が下がっており、背の高いNOM様は頭がつかえてしまうのではと心配になります。

改装前キッチン

給気や排気といった換気に対してほとんど考えられていないといってもよく、キッチンには昔ながらのプロペラ換気扇があるだけ。

改装前浴室

お風呂は当然ユニットバスではなく、狭く、寒く、よいしょとまたいで小さな風呂釜に入る感じです。このお風呂も裏技をつかって生まれ変わりました。

お風呂のこと、キッチンのこと、断熱のこと、築年数の旧い物件のリノベーションならではのエピソードを少々掘り下げながらアップ出来たらと思っています。

お時間あるとき、また覗きにいらして下さい。