プラスエム・アーキテクツはリノベーション・新築戸建てを多く手掛ける女性建築家の設計事務所です。
1964年、東京オリンピックの年に建てられた団地をフルリノベーションしました。
かなり年数が古いため、お風呂がユニットバスではなかったり換気設備がなかったりと、設備の更新にはかなり頭を悩ませることになりました。
また住戸の中心に壁梁(この時代の公団にはよく見られるもの)が床から180センチのところまで下がっており、圧迫感を感じさせない工夫も必要でした。
いくつもの問題をクリアしながら生まれ変わった家。
お仕事でお忙しいクライアントご夫妻のコミュニケーションの場として中央にオープンキッチンを設置しました。食事はゆったりめのカウンターでとるのでリビングにゆとりが生まれ、大画面で映画などを楽しむことができます。春になると、南の窓一面に桜の花が広がることでしょう。