プラスエム・アーキテクツはリノベーション・新築戸建てを多く手掛ける女性建築家の設計事務所です。
都心の非常に利便性の良い場所にあるマンション。
58㎡とややコンパクトなため、ご家族4人が快適に暮らすために、部屋の使い方や収納など色々な工夫が必要でした。
共稼ぎでお忙しい日々の中、週末はみなさん揃っての時間を大切にされるとても仲の良いご家族です。家事の効率が良く、収納が充実し、家族のコミュニケーションを楽しめる住まいへのリノベーションが求められました。
帰宅すると、洗面所で手を洗い、ウォークインクローゼットで身支度を終えて、パントリーに買い物を納めてからダイニングキッチンへ。キッチンを中心とした回遊導線に一連の家事動線が組み込まれた、コンパクトで効率の良いプランになっています。
キッチンに立つと、家中が見渡せる
みんなが自然とキッチンに集まってくる
そんな住まいになりました。
ナチュラルな木目がお好きではないため、白やグレーなどのモノトーンをベースに色や素材を考えました。お子さんのスペースは収納を組み込んだロフトベットを造作で。それぞれ好きな色を教えてもらい、アクセントカラーとしました。
お子さんには、そうして自分の場所作りに参加してもらうことで、自分の居場所に愛着を持ってもらいたいと思います。
設計協力:羽馬彩