プラスエム・アーキテクツはリノベーション・新築戸建てを多く手掛ける女性建築家の設計事務所です。

tapple Child dental clinic

子どもが楽しい歯医者さん

女医先生によるこども歯科の新規開院です。

カウンセリングやブラッシング指導をするコーナーを設け、1台のチェアーでていねいに治療をする比較的ゆったりした空間となっています。

入口はシナベニヤに赤をアクセントに効かせたアールの壁でエントランス空間を構成、床にはモザイクタイルをクライアントご自身で貼りました。

待合室と診療室の間は半透明の引戸で圧迫感のないよう、また状況に応じて開閉できるよう仕切られています。補色である黄緑の壁や黒板ペイントなど、大胆に色を取り入れたことも特徴的で、既成の歯科医院のイメージにとらわれることなく、こどもたちが歯医者さんにいくのが楽しみになるようにとの思いが実現しました。

物件情報

所在地
東京都板橋区
構 造
鉄筋コンクリート造の1階テナント
施工面積
33平米
費 用
~500万円
丸い開口の向こうはカウンセリングルーム ポップな色使いの時はあまりべったりとなりすぎないようクリア発色のものをセレクト
エントランスから待合室にかけて。半透明の建具と赤いRの壁のレイヤーで緩やかなつながり
天井までのポリカーボネードの引戸と雲柄の壁紙で開放的に
黄緑の壁はクライアントが自らペイント 子どもの目線ののぞき穴
カウンセリングルームから待合室の方向を見る アーチ状の開口部もアクセント
黒板ペイントにはお子さんが絵を描いてくれました
トイレは動物柄の壁紙と黄色のクロスで楽しさの中にもすっきりしたイメージを。
キャラクター「タップルちゃん」を制作、看板にも登場
TAG