【houseNOM】団地リノベ/在来工法のバスルームをユニットバスに変更しました
HOUSE NOM団地リノベ | 2018-05-29
こんにちは碧山です。
NOM様の団地リノベーションレポート
今回はバスルームについて。
築50年以上の団地リノベーションはバスルームも難題のひとつでした。
リノベ前はユニットバスではなく、タイルを貼って仕上げた在来工法の浴室。断熱もほとんどされていないので、寒いうえにタイルの掃除も大変。
小さな浴槽がタイルの床にポンとおいてあるような佇まいで、大人は小さくなって入る感じ。古い物件はバスルームも狭めなことが多いようです。
調べてみるとユニットバスが生まれたのは東京オリンピックがきっかけだそうです。
とにかく早くたくさんの住戸を仕上げるために、組み立てて設置するだけのユニットバスをメーカーが開発したのだとか。
house NOM様のバスルームは狭い上に梁が出っ張っていたので、
扉がつかないかもしれない、
うまく納まらないかもしれないと言う心配がありました。
それでもなんとかしてみようと、パネルを加工したり組み替えたり…
工務店さんもすごく頑張ってくれ、なんとか1317というサイズのユニットバスを納めることができました。
ちなみに、1317というのはユニットバスの内法寸法で、短辺1m30cm × 長辺 1m70cmで0.75坪ほど。
昨今のファミリータイプ(70平米前後の)のマンションで最もポピュラーなユニットバスのサイズはもうひと回り大きな1418なので、ファミリータイプでは少なくとも1317は欲しいところですね。
洗面所のタイル
NOM様が選んだユニットバスは明るい色のストライプでとてもクリアな空間になりました。
隣接する洗面所にはこのストライプの色に合わせたタイルを奥様がミックスして貼りました。タイルのことは改めて詳しく書きますね。
防水性能も高くお手入れも楽なユニットバスですが、少し味気ないと感じる方にはハーフユニットという選択肢もあります。コストはかかりますが、床壁などの素材が選べて形も多少は変えられます。
また、上の写真は他の物件例ですが「ユニットバスの室内窓」という裏技も可能ですので、リノベーションをお考えの場合は何也ご相談ください。
[house NOM 団地リノベ]の過去記事は下記からどうぞ。